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ChatGPTで読書の
傾向を分析する方法

そのまま使えるプロンプトと、続けるためのひと工夫

読んだ本のリストを ChatGPT に貼り付けて、「自分の読書傾向を教えて」と尋ねてみる——最近そんな使い方をする人が増えました。 やってみると、自分では気づいていなかったテーマの偏りや、関心の移り変わりが返ってきて、なかなか面白いものです。

このページでは、ChatGPT で読書の傾向を分析するためのそのまま使えるプロンプトと、 結果の精度を上げる小さなコツ、そして「毎回貼り付ける」やり方を続けるための工夫までを、順番にまとめます。

01

ChatGPTは、読書の何を教えてくれるのか

本のリストを渡すと、ChatGPT はおおむね次のようなことを返してくれます。一冊ずつの感想ではなく、リスト全体を横から眺めたときに見えてくるものです。

  • 繰り返し現れるテーマやモチーフ(記憶、喪失、旅、家族の不在 など)
  • ジャンルや作家の偏りと、その逆に空白になっている領域
  • 最近半年と一年前で変わってきた選び方の変化
  • その傾向をふまえた次の一冊の候補

ポイントは、AI に「採点」させるのではなく「気づき」を引き出すことです。冊数の多さや読書の質を評価させようとすると、当たり障りのない褒め言葉が返ってきがちです。 そうではなく、繋がりを見つけてもらう使い方のほうが、読書の手応えにつながります。

02

そのまま使えるプロンプト

まずは、読んだ本のリストを用意します。最低限はタイトルと著者名、できれば「読了時期・5段階評価・ひとことジャンル」を添えると精度が上がります。 下のプロンプトの〈ここにリストを貼る〉の部分を差し替えて使ってください。

プロンプト例 1 — 傾向を分析する
次の読書リストは、私がこれまでに読んだ本です。
一冊ずつの感想ではなく、リスト全体を横断して、

1. 繰り返し現れるテーマやモチーフ
2. 最近の選び方の変化(前半と後半の違い)
3. 手薄になっているジャンルや視点

を、それぞれ具体的な書名を挙げながら教えてください。
「あなたは〇〇な人」のような性格の決めつけはせず、
「〜という傾向があるかもしれません」と柔らかく書いてください。

# 読書リスト
〈ここにリストを貼る(例:博士の愛した数式 / 小川洋子 / 読了 / ★4 / 小説)〉

傾向が見えてきたら、続けて次の一冊を尋ねます。同じ会話の流れで聞くと、先ほどの分析をふまえた提案が返ってきます。

プロンプト例 2 — 次の一冊を提案してもらう
いまの傾向をふまえて、次に読む一冊の候補を3冊挙げてください。
それぞれについて、

- なぜ私の読書傾向に合いそうか
- これまで読んだどの本と繋がるか

を一言ずつ添えてください。
すでにリストにある本は除外し、入手しやすい本でお願いします。

さらに掘り下げたいときは、「このテーマだけで深掘りして」「読みやすい順に並べて」など、会話を続けて条件を足していくと、自分の関心に近づいていきます。

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精度を上げる、三つのコツ

同じリストでも、渡し方しだいで返ってくるものの深さが変わります。試して効果が大きかったのは次の三つです。

  1. 数より構造で渡す。ただ書名を並べるより、「読了時期・評価・ジャンル」を揃えて表のように渡すと、変化や偏りを読み取りやすくなります。
  2. トーンを指定する。「断定しない」「性格を決めつけない」「具体的な書名を挙げる」と先に伝えておくと、当たり障りのない一般論ではなく、自分の本に即した気づきが返ります。
  3. 機微なメモは貼らない。書名や評価は問題になりにくい一方、感情・人間関係・健康・お金にふれた感想は AI に渡さないのが安心です。傾向分析は、書名と評価だけでも十分に成り立ちます。
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「毎回貼り付ける」が、続かない

ここまでの方法は、一度やってみるぶんにはとても面白いものです。けれど、習慣にしようとすると、たいてい同じところで止まります。本を読み終えるたびに、リストを更新して、また貼り付ける——この手作業が続かないのです。

リストはチャット履歴のなかに散らばり、先月の分析がどこにあったか分からなくなる。新しい本を足したくても、毎回ゼロから貼り直す。 せっかくの気づきが、その場かぎりで流れていきます。読書の傾向は記録が積み重なるほど豊かに見えてくるのに、手作業ではその蓄積が残りにくいのです。

記録するだけで返ってくる「気づき」の例

記憶というテーマの繋がり

最近読了された『博士の愛した数式』と、先月の『海辺のカフカ』には、〈記憶〉というテーマが静かに通底しているようです。次の一冊は〈記憶〉を手がかりに探すと、新しい出会いがあるかもしれません。

だからこそ、リストを貼る代わりに記録するだけで、気づきのほうから返ってくる仕組みに価値があります。 一度記録しておけば、過去の本とも自動でつながり、貼り直す手間が要らなくなります。 (その考え方は 読書記録 × AI の気づき でも書いています。)

貼り続けなくていい、読書記録

こうした「記録するだけで気づきが返る」考え方で作っているのが、読書記録アプリ Mirre(ミレ) です。 やることは、読んだ本を「読みたい・読書中・読了」で記録するだけ。リストを毎回どこかに貼り付ける必要はありません。 記録がたまると、AI があなたの読書傾向の気づき——テーマの繋がりや関心の移り変わり——を柔らかい言葉で返し、次の一冊をそっと提案します。 機微なメモは AI に踏み込ませない方針で扱うので、安心して書き残せます。登録しなくても、気づきがどんなふうに返ってくるかをデモで確かめられます。

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よくある質問

ChatGPTで読書の傾向を分析するには、何を渡せばいいですか?
最低限、読んだ本のタイトルと著者名のリストがあれば分析できます。読了時期や5段階の評価、ジャンルを添えると、関心の移り変わりや偏りまで読み取りやすくなります。20〜30冊ほどあると、繋がりが見えやすくなります。
どんなプロンプトを使えばいいですか?
「次の読書リストから、繰り返し現れるテーマと、最近の選び方の変化を、断定せずに挙げてください」のように、リスト+観点+トーンの指定をセットで渡すのがコツです。本ページに、傾向分析と次の一冊それぞれのプロンプト例を載せています。
ChatGPTに読んだ本の感想やメモを貼っても大丈夫ですか?
書名や評価などの事実情報は問題になりにくいですが、感情・人間関係・健康・お金のような機微な記述を含む感想は、AIに貼らないことをおすすめします。傾向分析には書名と評価だけでも十分役に立ちます。
ChatGPTでの分析と、読書記録アプリは何が違いますか?
ChatGPTは手元のリストを貼ればその場で分析してくれますが、毎回コピーして貼り付ける手間が続きにくいのが難点です。記録するだけで気づきのほうから返ってくる仕組みなら、その手作業が要らず、過去の記録とも自動でつながります。
無料でできますか?
ChatGPTの無料プランでも、リストを貼っての傾向分析は試せます。読書記録アプリ Mirre も、記録と AI の気づきを無料で使い始められます。

貼り付ける代わりに、記録するだけ。

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